デ・リーフデ会

明石美代子氏講演会「リトアニア物語」

日時 2015年10月15日(木) 11:00-13:00
場所 富士フイルム本社ホール
10月15日、富士フイルム本社ホールにて、ファン・フォレンホーヴェン大使夫人ならびにルールス公使夫人ご列席のもと、初代駐リトアニア共和国日本大使、明石美代子氏による講演会を開催しました。13世紀には王国、15世紀には黒海に至るまでの大公国となったリトアニアは、その後、世界の趨勢に巻き込まれて行きます。1940年、ソ連邦の進攻を受け、当時の首都カウナスにあった日本領事館へ避難民が渡航ビザを求めて殺到します。総領事代理であった杉原千畝は、オランダ人外交官Zwartendijkの協力によりキュラソービザ(オランダ統治下のカリブ海の島キュラソーへは受入証明無しで渡航可)を得、最後までかの地に留まり日本経由の「命のビザ」を発行し続けました。リトアニアの歴史を知ることは、新しい視点から世界を見ることでした。参加者55名は日蘭二人の外交官の行動に改めて日蘭リトアニアという三国の絆を確認する思いとなりました。講演後は当会会員でもある明石氏を囲んで昼食をとり、歓談の一時を過ごしました。
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