日蘭協会 イベント詳細

宮廻正明教授講演会

日時 2017年6月10日(土)
場所 東京藝術大学COI拠点(Arts & Science LAB.) 4F球形ホール(上野)

6月10()、上野の東京藝術大学にて、宮廻正明教授の講演会「芸術と科学技術の融合による新しい芸術表現とは」を39名の方にご参加いただき開催しました。まず、先生のご専門である「クローン文化財」について伺いました。クローン文化財は単なる複製品ではなく、オリジナルの芸術作品を超越するジャポニスムを継承するところに本質があります。バーミヤンの壁画などを例に、消失した文化財が最新の科学技術により、「もの」としてだけでなくオリジナルの精神性や意図までも再現できることをご紹介くださいました。続いて通常非公開の研究開発工房を見学し、復元されたゴッホなどの作品に直接触れさせて頂きました。最後に『バベルの塔』の3DCG による拡大映像が上映され、絵画では微細に描かれている人物たちが生き生きと動く映像を体験しました。先生の分かりやすいお話により、最先端の芸術の動向について理解を深める大変貴重な機会となりました。

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